尾瀬
ここ2年連続で訪れてすっかり魅了されてしまったのが秋の尾瀬。ガッツリ登っても、のんびり歩いても楽しめるエリアです。
初めて訪れた昨年はガッツリコース。御池登山口からまずは燧ヶ岳を目指します。ゴロゴロの割と急な登りと木道のフラット湿原が交互に現れるコースレイアウトで、4本ある登山道の中でおそらく1番良いコースだと思われます。
下りに使った見晴新道はこの年にコースを付け替えたばかりでまだ踏み固められておらずグチャグチャでした。長衛新道を下りて尾瀬沼沿いを見晴まで行くのが最適解のような気がします。
10月中旬で山麓がちょうど紅葉の見頃でした。
この日は見晴キャンプ場に泊まろうと思っていたのですが早く着きすぎてしまったので(この時に翌年は再訪して見晴に泊まろうと決めました)山の鼻まで足をのばして幕営、夜はビジターセンターのスライドショーを見ました。尾瀬沼の方でも見られるようです。
翌日は至仏山に登って鳩待峠に下るコース、とても賑わっています。
小至仏を経由した下りのコースも結構良かったです。
そして今年は大清水INののんびりコース、当初は会津駒ヶ岳INで三条の滝を経由するルートも考えていましたが、尾瀬は何度でも来たいくらい気に入っているので、来年以降の楽しみにとっておきます。
尾瀬沼は大きくて綺麗でした。
そして見晴キャンプ場、尾瀬に3ヶ所ある指定地の中では1番山のテント場っぽいところです。
翌朝は竜宮十字路まで歩いてからアヤメ平経由で鳩待峠までというルート。朝霧に包まれた草紅葉の尾瀬ヶ原は最高でした。
数十年前は尾瀬で最も賑わっていたというアヤメ平、その時に人が来すぎて(その時は木道も整備されておらず、ゴミの持ち帰りマナーなども浸透していなかった)一旦荒廃してしまったようですが、関係者の努力によって現在は復旧が進んでいます。メインの尾瀬ヶ原よりも静かに歩けてとても気持ちが良かったです。
山全般にも言える事ですが、尾瀬は朝が最高。ぜひ泊りがけで歩くことをオススメします。