鹿島槍ヶ岳〜五竜岳
盛夏の後立山連峰縦走。鹿島槍ヶ岳から八峰キレットを越えて五竜岳へ。
鹿島槍と五竜にはそれぞれ別々に登ったことがあるので、今回の目的はその間の区間を繋げる事です。一泊の場合キレット小屋に泊まるのがセオリーですが、テント場がないので頑張って初日に扇沢から五竜山荘まで歩く事にしました。
とても歩きやすい柏原新道を登り縦走路へ。目の前に鹿島槍のネコミミが見えてきました。冷池山荘の前で話した人が、キレット小屋では(時期によって?)計り売りの水は買えずペットボトルの販売だけだよと教えてくれました。
鹿島槍を越えると、歩いている人がグッと少なくなり岩場の多い道になっていきます。今回、inov8のトレランシューズに
登山靴用のインソール(スーパーフィートグリーン)を合せてみましたが、突き上げが緩和されてなかなか良い感じでした。
八峰キレットを通過。キレット小屋でポンジュースと迷ってファンタレモンと手ぬぐいを購入。一度登ったことのある山のバッジはすでに持っているので、最近は手ぬぐいを買うことが多いです。
奥のピークが五竜岳、近付いてきた…かな…
前衛にあるG5とG4という場所を通過。ホールドは掴みやすいですが、一部足元が脆い感じのザレガレがあるので注意。
やったー五竜岳登頂です。ただ、あまりゆっくりしているとまともな場所にテントが張れなくなるのでササっと標識を撮って五竜山荘まで下ります。
満員御礼のテント場。正規のスペースに張れなかった人は五竜側のトレイル脇や小屋の裏手に張っていました。暑すぎてコーラを2本購入。ただ、日が沈んだ途端にダウンが必要なくらい冷え込みました。
翌日のルートは最短の遠見尾根と迷いましたが唐松岳方面に進んで八方尾根を下る事にしました。
わあ、こっちに来て良かった〜!雷鳥の群れが朝ごはん中でした。
朝のテント場は霧に包まれていましたが、少し進むと雲が取れていきました。すれ違いを待ちながら牛首の岩場を通過。唐松岳をピストンして下山していきます。
八方尾根から見る白馬方面はとても綺麗です。
前に登りで使った時はスルーした八方池にも寄り道。いい感じでした。
下山後は八方の湯に入ってから白馬駅前のアウトドアショップを散策したりして2時間に1本くらいの大糸線を待ちました。2両編成の車内は白馬駅から乗っても座れない人がちらほらいる状況。信濃大町を過ぎると満員電車になっていました。今度、大町や穂高駅から乗る時は大町始発の便に乗れるように調整しようと思いました。
これで北アルプスの未歩行区間をひとつクリア。あとは唐松〜白馬と烏帽子〜針ノ木の間を次の機会に順次歩いてみたいと思っています。