積雪期 西穂高岳
今年は雪が多めに残っているようなので、天候が安定しそうな日を狙って4月1〜2日に北アルプス西穂高岳に行ってきました。
バスタ新宿〜平湯温泉の往復高速バスと路線バス、新穂高ロープウェイ往復券にアルプス街道平湯温泉の入浴券がセットになった奥飛騨まるごとバリューきっぷを利用しました。新宿朝7時過ぎ出発の第一便でも平湯到着がお昼ごろになるので必然的にメインの行動は翌日になります。
初日はロープウェイ(二本乗り継ぎ)を降りて西穂山荘まで45分くらい。この日の午後には晴れる予報でしたがめっちゃガスってます。テント1000円、水場なし(500ml300円の自販機ミネラルウォーターあり)トイレは小しか使ってないけど結構綺麗でした。
日暮れ前に晴れて、雲海に浮かぶ笠ヶ岳が超綺麗でした。まだ登ったことがないので夏に行ってみようかな…夜は多分-10℃くらいで、まあまあ眠れました。
朝です。おそらくあまり早く出ても独標より先にはトレースがなさそうなので、少し遅らせて7時までには出発する段取りで準備しました。独標手前まではストック、そこからピッケルに持ち替える計画。
さてスタート。期待以上にめちゃんこ晴れています。手前が焼岳、奥が乗鞍。意外と丸山〜独標あたりが一番風が強くハードシェルやオーバーグローブ等を最初から着用していい感じでした。
独標手前の斜面。逆S字っぽいルート取りです。少し柔らかかったけどいい感じに雪がついていて登りやすかったです。
めちゃ混雑していたのでサッと撮ってササっと通過しました。帰りは空いていたのでここで休憩しながら景色を眺めました。
西穂山頂へ向かうルートは基本的に尾根通しで左(飛騨側)寄り。右の信州側には雪庇が張り出しています。
やったー!山頂到着です。前週のヤマレコでは標高部分が見えていたので+50cmくらいは積雪があったようです。
着用しているバラクラバ(ファイントラックのアクティブスキン)はサングラス・ゴーグルが曇りにくくて、それなりの防御力もあるのでオススメです。同シリーズのインナー手袋も欲しいのですが結構高価なので2年くらい躊躇しています。
山頂からは槍穂高がしっかり見えて良かったです。天気予報を見ながら数週間延期した甲斐がありました。
復路は君の名はラッピングバス。ほとんど渋滞せずに帰れて(といっても乗車時間5時間以上)良かったです。