ささゆーの登山ブログ

急に山に登りはじめた

白峰三山~南嶺

7月23~24日に白峰三山~南嶺を縦走してきた。

新宿駅朝7時発のあずさ1号に乗って甲府駅へ。そこから9時5分発のバスに揺られて広河原には11時過ぎ到着で登山開始。

初日は北岳を越えて北岳山荘まで行きテント泊。南ぷすリザーブというサイトで事前予約済。基本土曜の予約は埋まっているのだけれど、3~4日前になるとチラホラ空きが出る瞬間がある。

日本第2位の高峰北岳へ登頂。実は2週間前にも来ている。その時も北岳山荘にテント泊して南嶺(笹山)まで縦走する計画だったのだけれど、天気が良くなかったので、予定を変更して未踏だった小太郎山に登って広河原へ戻った。今回は晴れるとよいのだけれど……

14時半頃に山荘へ到着してテントを設営。夕方には一瞬雲が晴れて北岳が綺麗に見えた。早めに就寝して明日に備える。

 

翌日、2時起床3時出発。奈良田へ下山後、温泉に入って13時50分発のバスに乗るためには、4時までに出発できれば間に合うだろうと思っていたので1時間ほど早い出発だ。基本的にテント泊の時に目覚ましアラームはかけていない。

まだ薄暗いうちに大好きな山の間ノ岳を通過。農鳥小屋あたりで日が昇った。霧が出る予報もあったので心配していたけれど素晴らしい天気。

テント場出発前に2リットルほど持った水分は下山まで十分足りそうだったので小屋は素通り。農鳥岳、大門沢下降点に向かって歩みを進める。

大門沢下降点を過ぎ広河内岳へ登頂。ここまでが一般ルートでこの先は破線ルートになる。僕の持っている2016年度版の地図によると笹ヤブが煩いとの事だが、最近のレポートを読むと、だいぶ歩きやすく整備されたらしい。

ペンキマークやケルンを頼りに広い稜線を進んで行く。誰もいないかなと思っていたが、割と人が歩いている。確かに歩く価値のある道だ。

この辺りは◯河内岳がとても多い。

いくつかピークを越えるが、そこまで激しいアップダウンではないし、徐々に標高を下げていく方向なのでとても歩きやすい。地図でヤブ注意となっていた部分もしっかり刈り払いがされていた。

悪沢岳赤石岳が綺麗に見える。

 

笹山に到着。ここから通称ダイレクト尾根を通って奈良田温泉に下山する。一応破線ルートだけあって、山頂直下はかなりの急登で木を掴みながら降りるような所もあったが、大門沢ルートの文字通り危ない橋を渡るよりも、綺麗な稜線を歩けて最後の退屈な林道歩きもほとんどないこちらのコースの方がお勧めできると思った。

 

下山後バスまで4時間近く時間があったので、ゆっくり温泉に浸かってから、食堂でベーコンステーキ丼を頂く。とても美味しかった。

元々お気に入りだった白峰三山の先にも素晴らしい道が続いている事が分かって、とても充実した山行だった。