ささゆーの登山ブログ

急に山に登りはじめた

伊豆トレイルジャーニー 2021

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2021年12月12日に静岡県で行われたIZU TRAIL Journey 2021(70k)に出場してきました。

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今年エントリーしていた日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)が中止となったため、代替と言ってはなんですがITJ70kにエントリー。無事抽選も突破して出場できる事になりました。トレイルランニングレースは2019年の北丹沢12時間耐久レース以来2回目です。

前日受付が必須なので土曜日に三島に向かいます。

f:id:number33u:20211225194857j:plainf:id:number33u:20211225180238j:plainまず地元近辺のもつ鍋やまやでご飯をおかわりしまくってカーボローディングしてから東京駅へ。そこから新幹線で45分ほどで到着。めちゃ早いですね。

 

f:id:number33u:20211225180519j:plain受付は三島駅前の公園?楽寿園に事前予約した時間に訪れるシステム。普通は有料のようですが、ITJ出場者は電子チケットを見せる事で入場できます。入り口で結構並んでいるように見えましたが、それは抗原検査を受ける方たちの列でした。新型コロナウィルスのワクチン2回接種or直前のPCR検査で陰性or受付当日の抗原検査で陰性のいずれかひとつが出場の条件になっていました。僕はワクチン接種証明書を撮影した画像を見せて受付をしました。

 

f:id:number33u:20211225181704j:plainレインジャケットやライトといった必携品の一部をチェック後、ゼッケンと参加賞(ノースフェイスのマルチバンダナ)を受け取り、この日にやるべき事は終了……と思いきや、受付会場出口付近で三島駅前からスタート地点の松崎港行きのシャトルバスのチケット受け取りもありました。

f:id:number33u:20211225192234j:plainこの日は三島駅前のビジネスホテルに泊まります。夕方には駅前コンビニのおにぎりや弁当各種がすべて売り切れていたので急いでパスタや菓子パンを買い込みましたが、ビジホに食堂があったのでそこで食べれば良かったなと思いました。

 

f:id:number33u:20211225192930j:plain翌日は午前2時頃に起床。3時頃から順次出発するシャトルバスに1時間半ほど揺られてスタート地点松崎新港へ。

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f:id:number33u:20211225193316j:plain6時から2分おきのウェーブ形式でスタート。レース出場実績がほとんどない僕は最終ウェーブでした。序盤6kmほどは上りの舗装路。トレイルでの渋滞を少しでも回避するためにある程度飛ばしてなるべく前を追いました。

f:id:number33u:20211225193641j:plainトレイル突入までになんとか上位1/4くらいの位置に付けられたので、全く進まないような渋滞にはまらずに済みました。第1エイドステーションまでは26km、舗装・未舗装半々くらいの林道パートが多めで走(らさ)れるコース設定です。

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f:id:number33u:20211225195351j:plain第1エイドこがね橋で桜餅やジェルをいただきました。今回ボトルはサロモンのスピードフラスクを使用したのですがこれが失敗。ザックの胸ポケットに差し込みやすいように下部のみ硬い素材を使っているのですが、その部分がちょうど肋骨に当たってしまい、エイド時点で結構な痛みが生じていました。なのでボトル2本のうち1本はザック背面に収納して、胸のボトルは1本に減らし、負荷が偏らないように10kmくらいごとに左右へ入れ替えながら進みました。

 

f:id:number33u:20211225202632j:plain第2エイド手前からは景色のひらけた伊豆山稜線歩道に突入します。ただし身体が煽られるほどの強風と滑りやすい木段が曲者でした。

f:id:number33u:20211225203616j:plain40km過ぎの第2エイド仁科峠では名物の塩鰹うどんを2杯いただきました。僕が到着した時に28kmのショート部門のスタートと丁度かち合ってしまったのでコースが混雑するかもと思いましたが、元気一杯の選手たちに追いつける脚はもう残っていなかったので余計な心配でした。

f:id:number33u:20211225204742j:plainそこから10kmちょっとで最終エイド土肥駐車場。ここではしし汁を2杯いただきました。おかわりがアツアツで特に美味しかった……ちなみに大好物のコカ・コーラは全エイドで欠かさず補給しました。

途中だるま山高原レストハウスでトイレや自販機補給もできるようでしたが、なんとかゴールまで大丈夫そうだったのでスルー。ただし、ここまで来ると序盤は走れた緩い斜度の上りも歩いてしまいました。

山を下りると修善寺の街へ入っていきます。地元の方々の応援で力が出ました。最終トイレを我慢した甲斐もあってなんとか9時間台でゴール出来ました。f:id:number33u:20211225205544j:plain最終順位は男子1200人(総合1400人)中の200番台だったので「半分より上位で日暮れ前にゴールする」という目標は達成できて嬉しい反面、後半の山岳パートをもう少し走れたらもっと楽しめるだろうなとも思いました。さらなる鍛錬が必要ですし、実績を積んで前の組でスタートし、前半抑え気味に入って脚を残す事も大事かもしれません。

 

f:id:number33u:20211225210546j:plainゴールして少し落ち着いた頃に丁度表彰式が始まったので見学してから帰路につきました。修善寺温泉は我慢して、お風呂は地元に帰ってきてから行きました。

2度目のトレイルランニングレース、1度目よりも楽しめてそれなりに満足する結果も得られたので、もっと楽しめるように練習をして年に1~2レースは出場してみようかなと考えています。